藤原徹平
スタジオ

Fujiwara Studio

Post Industry ──
産業から建築を考える

“Post Industry”—Considering Architecture from the Perspective of Industry

都市は短期間につくられることはないから、歴史を含んだ存在ということになるだろう。都市と建築を考える上では、誰もが、いかに歴史に接続するのかという想いと、新しい構想がどうやって次の歴史をつくりだすのか、という矛盾した問いに直面する。
藤原スタジオでこの問いを深めていく鍵として「産業」を取り扱う。産業というのは、地域の生活の可能性をつくりだすものだが、同時に地域の生活を随分と制限するものでもある。産業の隆盛の中で、伝統が形を変えて生き残っていくのか、あるいは新産業によって地域の価値そのものが大きく転換していくのか。
産業が面白いのは、地域の独自性がありながら、世界全体で結節しながら変化していることだ。例えば、イタリアのアグリツーリズムについて詳細に理解することが、石巻の漁業を変えていくことに繋がるのかもしれない。これからの建築家に不可欠なローカルとグローバルを行き来する思考法、地域全体にコミットしていく建築を構想する。

The studio will consider, mainly through research on local industry, architecture capable of generating a distinctive life or culture.
The goal is to arrive, through a consideration of local industry, at a deeper understanding of the individuality and uniqueness of each locality and changing social conditions that are nevertheless interrelated throughout the world and to conceive a way of thought that will be indispensable to architects in the future—one that is capable of alternating between local and global points of view—and an architecture committed to the locality as a whole.

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PROFILE

Teppei
Fujiwara
藤原徹平
associate professor
1975年 横浜生まれ。
横浜国立大学大学院修士課程修了。
2001年より隈研吾建築都市設計事務所、「朝日放送」「ティファニー銀座」「北京・三里屯SOHO」「浅草文化観光センター」「ブザンソン芸術文化センター」「マルセイユ現代美術センター」「V&A at Dundee」など世界20都市以上のプロジェクトを担当。
2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ代表。
2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事をつとめ、ファッション・建築・ダンス・パフォーマンスなど異文化の融合が生み出す新しいプロジェクトを幾多の都市で実践している。
2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。
等々力の二重円環 写真家:山岸剛
代々木テラス 写真家:大倉英揮
元代々木ポーラスハウス
(仮称)まちなか交流センター