Y-GSAの元教授であり、本学の名誉教授・名誉博士である妹島和世氏が、2024年度の「文化功労賞」を受賞されました。

2024.10.29
(c) Kohei Omachi

2024年度の文化功労賞に、本学の名誉教授・名誉博士であり、建築家の妹島和世氏が受賞されました。

妹島氏は本学に在籍していた2017年〜2022年まで、都市イノベーション研究院Y-GSAにて「環境と建築と新しい風景」をテーマに、建築の設計指導をしていただきました。現在はY-GSAにおいて、国内外の近代建築作品を再読し、模型で表現するワークショップのプログラムの指導をしていただいています。

文化功労者とは、わが国の文化の向上発展に関し、とくに功績顕著な方の中から選ばれます。妹島氏は、石川県の〈金沢21世紀美術館〉(2004年)やフランスのルーヴル美術館分館〈ルーヴル・ランス〉(2012年)など、数々の建築プロジェクトを設計されています。氏のこれまでの建築文化に対する業績が高く評価され、今回の受賞となりました。他、これまでも高松宮殿下記念世界文化賞や建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞など数々の世界的な賞を受賞されています。

金沢21世紀美術館(c) SANAA
ルーヴル・ランス(c) SANAA